「茨城県鹿行(ろっこう)エリアの不動産を売りたいけれど、鹿嶋市と行方市では相場がまったく違うと聞いた」「工業地帯の神栖市と、田園地帯の鉾田市を同じ基準で考えていいのか分からない」——そんな疑問にお答えするため、このページでは鹿行エリア5市の不動産売却事情を一次データにもとづいて整理しました。

結論からお伝えすると、鹿行エリアは茨城県内でもとくに市による格差が大きい地域です。鹿島臨海工業地帯を抱える鹿嶋市・神栖市は転勤族需要もあり比較的流動性がありますが、霞ヶ浦・北浦沿岸の行方市・潮来市・鉾田市は農業が中心で、鉄道駅がない市もあります。まずはお持ちの物件がどの市に近いかを確認してください。

✅ 鹿行エリアの不動産売却のご相談は、水戸市に拠点を置く ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 県庁水戸 が承っています。
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目次
  1. 茨城県鹿行エリアとは|対象5市の定義
  2. 鹿行エリアの取引動向|工業地帯と農漁村の二極構造
  3. 鹿行5市の公示地価(2026年)|目安として
  4. 鹿行5市の横断比較
  5. 鹿嶋市の不動産売却|転勤族・工業系需要で安定した取引
  6. 神栖市の不動産売却|鹿行最多の取引件数・若い世帯の流入
  7. 潮来市の不動産売却|水郷エリアの風情・JR鹿島線沿線
  8. 行方市の不動産売却|霞ヶ浦沿岸・農業エリア・鉄道駅なし
  9. 鉾田市の不動産売却|農業・鹿島臨海鉄道沿線の住宅地
  10. 鹿行エリアの解体補助金|市によって上限額が大きく異なる
  11. 選べる売却方法|仲介・買取・リースバック
  12. 相続・空き家の売却|鹿行エリア特有の事情
  13. 家を売るときの費用と税金の基礎知識
    1. 仲介手数料(仲介で売る場合)
    2. 印紙税・登記費用
    3. 譲渡所得税
    4. 使える可能性のある特例
  14. 仲介・買取・リースバックのどれを選ぶべきか
  15. ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 県庁水戸が選ばれる理由
  16. よくあるご質問
    1. Q. 鹿行5市ならどこでも相談できますか?
    2. Q. 行方市のように鉄道駅がない市でも売却できますか?
    3. Q. 農地が付随した家でも売却の相談はできますか?
    4. Q. 鹿行エリアの解体補助金はどの市が一番手厚いですか?
    5. Q. 相続した実家が鹿行エリアにあり、遠方に住んでいて管理できません。相談できますか?
    6. Q. 査定は無料ですか?
    7. Q. 仲介と買取、どちらが向いているか分かりません。
  17. 鹿行エリアの不動産売却は、ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 県庁水戸へ

茨城県鹿行エリアとは|対象5市の定義

このページでいう「鹿行エリア」は、鹿嶋市・神栖市・潮来市・行方市・鉾田市の合計5市を指します。この区分は、当グループの水戸拠点である「ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 県庁水戸」が公開しているエリア区分に準拠しています。

茨城県内には他に「県央」「県北」「県南」「県西」というエリア区分があり、当グループでは以下のように担当を分けています。

本記事の対象である鹿行エリアは、県央・県北と同じく「ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 県庁水戸」の担当エリアです。

鹿行エリアの取引動向|工業地帯と農漁村の二極構造

国土交通省の不動産取引データによると、鹿行エリアの取引件数シェアは茨城県全体(R2〜R4累計113,524件)の12.8%(14,495件)です。県央(23.6%)より少なく、県北(9.3%)よりは多い、3エリア中で中間の水準にあります。

ただし域内で均一というわけではまったくありません。鹿島臨海工業地帯を抱える神栖市は2023年の取引件数が260件と鹿行エリア最多で、鹿嶋市(205件)と合わせた工業地帯2市で鹿行全体の取引の過半を占めます。一方、霞ヶ浦・北浦沿岸の農業エリアである行方市は60件前後、潮来市は70件前後にとどまります。

もうひとつの特徴は鉄道アクセスです。神栖市・行方市には市内に鉄道駅がなく、鉾田市は鹿島臨海鉄道大洗鹿島線が通るものの本数は限られます。鹿嶋市・潮来市はJR鹿島線の沿線ですが、いずれも都心への直通は少なく、通勤利便性を重視する仲介の買い手より、地元就労者・農地活用・別荘需要など多様な層に向けた売却戦略が求められる地域です。

鹿行5市の公示地価(2026年)|目安として

国土交通省「地価公示」の2026年(令和8年)データをもとに、鹿行5市の住宅地・平均的な水準を整理しました(円/平方メートル、市平均・目安)。

2026年地価(円/㎡) 坪単価目安 前年比
鹿嶋市 21,603円 約7.1万円 +0.88%
神栖市 20,792円 約6.9万円 +1.52%
鉾田市 11,205円 約3.7万円 -0.15%
潮来市 13,302円 約4.4万円 -0.15%
行方市 10,608円 約3.5万円 -0.13%

※市町村単位の平均値であり、個別地点の地価とは異なります。実際の売却価格の目安としては、後述の無料査定をご利用ください。

鹿嶋市・神栖市は2年連続で公示地価が上昇しており、とくに神栖市の+1.52%は鹿行エリアで最大の伸び率です。工業地帯への設備投資・雇用の安定を背景に、住宅需要が下支えされていると考えられます。一方、行方市・潮来市・鉾田市は依然として微減が続いており、鹿嶋市・神栖市とその他3市で明暗が分かれる形になっています。

鹿行5市 坪単価比較 2026年公示地価
鹿行5市の坪単価比較(2026年公示地価・目安)

鹿行5市の横断比較

各市の人口・地価・取引件数・特徴を横断的に整理しました。

市名 人口(概数) 2023年取引件数 エリアの特徴
鹿嶋市 約6.7万人 205件 鹿島アントラーズ・鹿島臨海工業・転勤族需要
神栖市 約9.3万人 260件 工業地帯・人口増加傾向・若い世帯が多い
潮来市 約2.6万人 70件前後 水郷エリア・人口減少・JR鹿島線沿線
行方市 約3.2万人 60件前後 霞ヶ浦沿岸・農業中心・鉄道駅なし
鉾田市 約4.6万人 153件 農業(メロン産地)・鹿島臨海鉄道沿線

※人口・地価は公的統計ベースの概数。取引件数は国交省不動産取引情報を基にした目安値(2023年)。

鹿嶋市の不動産売却|転勤族・工業系需要で安定した取引

鹿嶋市は鹿島アントラーズのホームタウンとして知られ、鹿島臨海工業地帯の企業に関連する転勤族の住み替え需要が一定数あります。2023年の年間取引件数は205件で、鹿行エリア内でも安定した取引ボリュームを持ちます。JR鹿島線の鹿島神宮駅周辺は住宅地として一定の需要があり、新築・中古を問わず仲介での売却がしやすい地域です。

神栖市の不動産売却|鹿行最多の取引件数・若い世帯の流入

神栖市は鹿行5市の中で最も人口が多く(約9.3万人)、2023年の取引件数も260件と鹿行エリア最多です。鹿島臨海工業地帯への就労者・若い世帯の流入が続き、住宅需要は比較的安定しています。公示地価も2026年に+1.52%と鹿行エリアで最大の上昇率を記録しており、5市の中では最も仲介売却がしやすい市況です。

潮来市の不動産売却|水郷エリアの風情・JR鹿島線沿線

潮来市はあやめで有名な水郷エリアに位置し、JR鹿島線が通ります。人口は約2.6万人で減少傾向にありますが、潮来駅周辺には住宅地が集積しています。年間取引件数は70件前後で、鹿嶋市・神栖市と比べると仲介での買主探しに時間がかかる傾向があるため、早期の現金化をご希望の場合は買取もあわせてご検討いただくケースが多い地域です。

行方市の不動産売却|霞ヶ浦沿岸・農業エリア・鉄道駅なし

行方市は霞ヶ浦・北浦に囲まれた農業中心の市で、市内に鉄道駅がありません。取引件数は60件前後と鹿行エリアで最も少なく、広大な土地(宅地・農地・建物)の売却相談が中心です。鉄道アクセスがないため通勤需要に頼った仲介売却は難しく、地元での土地活用・農業関連の買い手・直接買取など複数の選択肢を組み合わせた提案が必要になります。

鉾田市の不動産売却|農業・鹿島臨海鉄道沿線の住宅地

鉾田市はメロンの産地として知られる農業のまちで、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線が市内を通ります。人口約4.6万人。2023年の取引件数は153件で、鹿行エリアでは鹿嶋・神栖に次ぐ水準です。農地と住宅地が混在するため、宅地としての売却だけでなく、農地転用の可否を含めた相談が必要になる場合があります。

鹿行エリアの解体補助金|市によって上限額が大きく異なる

空き家・老朽家屋を解体してから売却する(または解体費用の負担を検討する)場合、鹿行5市の解体補助金の有無・上限額は次のとおりです(当グループ「解体Do!」の一次調査に基づく。制度は年度ごとに変更される可能性があるため、詳細・最新の要件は各市窓口でご確認ください)。

解体補助金 上限額 補助率
鹿嶋市 50万円 4/5補助
神栖市 100万円(3段階) 1/2補助
潮来市 耐震改修補助・空家バンクあり
行方市 100万円(県内最高水準) 1/2補助
鉾田市 50万円 1/2補助

行方市は上限100万円と県内でも最高水準の補助制度を持つ一方、潮来市には解体そのものへの補助金がなく、代わりに耐震改修補助や空き家バンクの活用が案内されています。同じ鹿行エリアでも制度が大きく異なるため、「隣の市にある補助金が自分の市にもある」と思い込まないことが重要です。多くの制度は交付決定前の着工が対象外となるため、解体を検討する場合は必ず着工前に市の窓口へ確認してください。詳しい市町村別の一覧は茨城県の解体補助金44市町村一覧でも確認できます。

また、ブロック塀の撤去についても市ごとに補助制度があります。解体補助金がない市でもブロック塀補助だけは用意されているケースがあるため、あわせて茨城県のブロック塀撤去補助金28市町村一覧もご確認ください。

選べる売却方法|仲介・買取・リースバック

鹿行エリアでは、市によって「仲介向き」「買取向き」が分かれます。神栖市・鹿嶋市のように取引が活発な市では仲介での高値売却も狙いやすい一方、行方市・潮来市のように買い手が限られる市では、直接買取やリースバックのほうが現実的な選択肢になることがあります。

比較項目 仲介売却 直接買取 リースバック
高く売りやすいか
早く現金化しやすいか
周囲に知られにくいか
内覧対応が必要か 必要 不要 不要
売却後も住み続けられるか
訳あり・複雑な事情でも相談しやすいか

訳あり物件(再建築不可・境界未確定・残置物ありなど)については訳あり物件とは|6分類と告知義務で詳しく解説しています。

鹿行エリアの二極構造 工業地帯と農漁村エリアの対比
鹿行エリアの二極構造|工業地帯エリアと農漁村エリアの比較

相続・空き家の売却|鹿行エリア特有の事情

鹿行エリア、とくに行方市・潮来市・鉾田市では、農家住宅や広い敷地を伴う物件の相続相談が多く寄せられます。都市部と違い、建物だけでなく農地・山林が付随しているケースがあり、農地転用や地目変更の手続きが必要になることもあります。

相続した家の名義が亡くなった方のままになっている場合、売却の前に相続登記を済ませておく必要があります。2024年4月から相続登記は義務化され、原則として相続を知った日から3年以内の申請が求められます。詳しくは相続登記義務化で過料10万円は本当?をご覧ください。相続全般の流れについては相続した家の売却完全ガイドもあわせてご参照ください。

空き家を解体せずに放置すると、「特定空家等」に指定された場合、固定資産税の住宅用地特例が外れ税額が上がるおそれがあります。ただし前述のとおり各市の解体補助金には予算の枠や交付決定前の着工禁止といった順番のルールがあるため、自己判断で先に解体してしまうと制度が使えなくなることがあります。空き家バンクの活用を検討したい場合は茨城県の空き家バンク|登録の流れと買取との違いもご覧ください。

相続した空き家を売却する場合、被相続人の居住用財産に係る3,000万円特別控除が使える可能性があります。ただし昭和56年5月31日以前の建築であることなど要件が細かく定められているため、該当しそうな場合は税務署または税理士へご確認ください。

家を売るときの費用と税金の基礎知識

「家を売るといくらかかるのか」は、売却を考え始めた方が最初につまずくところです。代表的なものを整理します。

仲介手数料(仲介で売る場合)

売買価格が400万円を超える場合の上限は、「売買価格 × 3% + 6万円 + 消費税」という速算式で計算します。たとえば売買価格1,000万円であれば、1,000万円×3%=30万円に6万円を足して36万円、これに消費税を加えた金額が上限です。あくまで上限であり、法律で決まった定額ではありません。なお、当社が直接買い取る買取の場合、この仲介手数料はかかりません。

印紙税・登記費用

売買契約書には契約金額に応じた印紙税がかかります。また、住宅ローンが残っている場合は抵当権抹消の登記費用が必要です。相続した家で名義が亡くなった方のままになっている場合は、売却の前に相続登記を済ませておく必要があります。

譲渡所得税

売却によって利益(譲渡所得)が出た場合に課税されます。所有期間が5年を超える長期譲渡所得の税率は20.315%(所得税15%・復興特別所得税0.315%・住民税5%)、5年以下の短期譲渡所得は39.63%です。譲渡所得は「売却価格 −(取得費 + 譲渡費用)」で計算するため、購入時の契約書や領収書が残っているかどうかで税額が大きく変わります。見つからない場合は概算取得費として売却価格の5%とされ、税負担が重くなりがちです。鹿行エリアのように取得から年数の経った住宅・農家住宅が多い地域では、契約書が見つからないケースが少なくありません。まずは売買契約書・領収書があるかを確認することをおすすめします。

使える可能性のある特例

マイホームを売った場合の3,000万円の特別控除、相続した空き家を売る場合の被相続人の居住用財産に係る特別控除(空き家特例)、相続税を納めた方が使える取得費加算の特例などがあります。いずれも適用要件が細かく定められており、他の特例との併用可否や、申告が必要かどうかも異なります。該当しそうな場合は、売却の前に税務署または税理士へご確認ください。

仲介・買取・リースバックのどれを選ぶべきか

鹿嶋市・神栖市のように取引が活発な地域で、建物の状態がよく、時間に余裕があり少しでも高く売りたい場合は仲介が有利になることがあります。一方、行方市・潮来市・鉾田市のように買い手が限られる地域や、空き家の管理が難しい、現金化の期限がある、残置物が多い、農地が付随している、旧耐震・再建築不可などの事情がある場合は買取が向いています。

まとまった資金が必要だが住み慣れた自宅に住み続けたいという場合は、リースバック(住みながら売却)もご検討いただけます。当店は買取専門店ですが、仲介のほうが有利だと判断した場合には、その旨を正直にお伝えしています。まずは両方の見込み額を並べて比べていただくのが、いちばん納得のいく進め方です。

ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 県庁水戸が選ばれる理由

  • 仲介・買取・リースバックの3方法から状況に合わせてご提案
  • 転勤族住み替え・相続・空き家・農地付き物件など鹿行の多様な案件に対応
  • 秘密厳守・周囲に知られず進められる
  • 押し売りなし・しつこい営業なし
  • 8:00〜21:00・年中無休で相談受付
  • ハウスドゥのネットワークで鹿行内外の買い手にアプローチ

全国対応可能です。鹿行エリアはもちろん、その他の地域の不動産についてもまずはお気軽にご相談ください。

よくあるご質問

Q. 鹿行5市ならどこでも相談できますか?

はい、鹿嶋市・神栖市・潮来市・行方市・鉾田市の5市すべてに対応しています。水戸市に拠点を置く「ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 県庁水戸」が、各市への出張査定・訪問査定も承っています。

Q. 行方市のように鉄道駅がない市でも売却できますか?

はい、対応可能です。鉄道駅がなく仲介での買主探しに時間がかかりやすい地域では、直接買取や空き家バンクの活用など複数の選択肢を組み合わせてご提案しています。まずは物件の状態をお聞かせください。

Q. 農地が付随した家でも売却の相談はできますか?

はい、対応しています。鹿行エリアでは農家住宅や農地付きの物件のご相談が多く、農地転用の可否を含めて整理いたします。まずは現状をお聞かせください。

Q. 鹿行エリアの解体補助金はどの市が一番手厚いですか?

2026年時点で、行方市が上限100万円と鹿行エリアの中で最も手厚い制度を持っています。ただし予算の枠や交付決定前の着工禁止といった順番のルールがあるため、解体を検討する場合は先に市の窓口へ確認することをおすすめします。潮来市には解体補助金がなく、耐震改修補助や空き家バンクが案内されています。

Q. 相続した実家が鹿行エリアにあり、遠方に住んでいて管理できません。相談できますか?

はい、対応しています。相続で取得した物件・長期間空き家になっている物件など、複雑な状況の物件もご相談ください。相続登記が未了の場合の進め方も含めてお話をお聞きします。

Q. 査定は無料ですか?

査定は完全無料です。訪問査定も含めてすべて無料でご対応しています。査定後に「売らなければならない」ということは一切ありませんので、まずは情報収集としてもご利用ください。

Q. 仲介と買取、どちらが向いているか分かりません。

ご状況・ご希望を聞いた上でご提案します。「なるべく高く売りたい」なら仲介、「早く・確実に現金化したい」「買主が見つかりにくい立地で長期化を避けたい」なら直接買取が向いていることが多いです。ご相談の中で一緒に整理しましょう。

鹿行エリアの不動産売却は、ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 県庁水戸へ

鹿行エリアは、鹿島臨海工業地帯を抱える鹿嶋市・神栖市と、霞ヶ浦・北浦沿岸の農業エリアである潮来市・行方市・鉾田市とで、市場の性格がまったく異なります。ひとくくりの相場観で判断せず、その市の実情に沿った査定を受けることが、納得のいく売却の第一歩です。

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