「茨城県北エリアの不動産を売りたいけれど、日立市や常陸太田市の相場がどうなっているのか分からない」「山間部の実家を相続したが、そもそも売れるのか」——そんな疑問にお答えするため、このページでは県北エリア6市町の不動産売却事情を一次データにもとづいて整理しました。
結論からお伝えすると、県北エリアは茨城県内で最も高齢化が進み、取引件数シェアも3エリア中もっとも小さい地域です。しかし取引が少ないことと、売れないことはイコールではありません。まずはお持ちの物件がどの市町に近いかを確認してください。
✅ 県北エリアの不動産売却のご相談は、水戸市に拠点を置く ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 県庁水戸 が承っています。
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茨城県北エリアとは|対象6市町の定義
このページでいう「県北エリア」は、日立市・常陸太田市・常陸大宮市・高萩市・北茨城市・大子町の合計6市町を指します。この区分は、当グループの水戸拠点である「ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 県庁水戸」が公開しているエリア区分に準拠しています。
茨城県内には他に「県央」「県南」「県西」「鹿行」というエリア区分があり、当グループでは以下のように担当を分けています。
- 県央(水戸市・ひたちなか市・那珂市・笠間市・小美玉市・茨城町・大洗町・城里町・東海村):ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 県庁水戸が担当。詳しくは茨城県央エリアの不動産売却をご覧ください。
- 県南(つくば市・土浦市・牛久市・阿見町・かすみがうら市・稲敷市など):ハウスドゥ つくば研究学園都市が担当。詳しくは茨城県南エリアの不動産売却をご覧ください。
- 県西(古河市・筑西市・結城市・下妻市・常総市・坂東市など):詳しくは茨城県西エリアの不動産売却事情をご覧ください。
- 鹿行(鹿嶋市・神栖市・潮来市・行方市・鉾田市):ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 県庁水戸が担当。
取手市・龍ケ崎市・我孫子市周辺はハウスドゥ 取手戸頭、守谷市・つくばみらい市・常総市・坂東市周辺はハウスドゥ 守谷が個別にエリアページを持っています(当ページでは県北6市町の解説に限定します)。
県北エリアの取引動向|3エリア中もっとも限定的
ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 県庁水戸が公開している一次データによると、県央・県北・鹿行の3エリアのうち、県北エリアの取引件数シェアはもっとも小さい9.3%(R2〜R4累計10,605件)です。県央の23.6%(26,745件)と比べると半分以下の水準にとどまります。
ただし域内で均一というわけではありません。JR常磐線沿線にある日立市は2023年の取引件数が295件と3エリア全体で見ても有数の取引量がある一方、山間部の大子町は年間約12件にとどまります。同じ県北エリアでも、鉄道沿線か山間部かで市場の厚みがまったく異なるのが実情です。
高齢化率は県内最高水準で、大子町は約48.5%、常陸太田市・常陸大宮市も40%を超えています。「相続したが遠方に住んでいて動けない」というご相談が多いのも、この地域の特徴です。
県北6市町の公示地価(2026年)|目安として
国土交通省「地価公示」の2026年(令和8年)データをもとに、県北6市町の住宅地・平均的な水準を整理しました(円/平方メートル、市町村平均・目安)。
| 市町 | 2026年地価(円/㎡) | 坪単価目安 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 日立市 | 37,398円 | 約12.4万円 | -0.22% |
| 北茨城市 | 24,214円 | 約8.0万円 | -0.43% |
| 高萩市 | 23,220円 | 約7.7万円 | -0.62% |
| 常陸太田市 | 22,917円 | 約7.6万円 | -0.29% |
| 常陸大宮市 | 21,666円 | 約7.2万円 | +0.41% |
| 大子町 | 11,500円 | 約3.8万円 | -0.23% |
日立市がもっとも高く、大子町がもっとも低い水準で、その差は約3.3倍です。県央エリア(水戸市〜城里町で約4.2倍差)ほどではありませんが、同じ県北の中でも市町によって水準は大きく異なります。常陸大宮市は6市町の中で唯一プラスに転じており、常磐道那珂ICへのアクセスが評価されている可能性があります。数値はあくまで市町村平均の「目安」であり、個別の土地の相場は接道状況・地目・面積によって変動します。正確な金額は訪問査定でご確認ください。

市町村別の売却事情
日立市|県北エリアで唯一の中核都市
日立市は県北エリア6市町の中で人口・取引量ともに突出しています。2023年の不動産取引件数は295件で、JR常磐線沿線の日立駅・常陸多賀駅周辺は仲介での売却が中心です。一方、日立製作所関連の企業城下町という側面があり、産業構造の変化が中長期の住宅需要に影響する点は留意が必要です。解体補助金は「有」で、利活用型は上限50万円、宅地再生創出型は上限30万円(いずれも1/3補助)の制度があります。
常陸太田市|歴史ある市街地と広い旧農家住宅
水戸黄門ゆかりの地としても知られる常陸太田市は、旧市街地の戸建てと、郊外の広い敷地を持つ旧農家住宅が混在します。建物解体そのものへの補助金は「無」ですが、空き家家財道具等処分費用助成金(上限20万円)があり、残置物の処分費用を抑えられる可能性があります。空き家の管理不全が進む前の早めの相談が有効です。
常陸大宮市|県北6市町で唯一の地価上昇
常陸大宮市は6市町の中で唯一、2026年の地価が前年比プラス(+0.41%)に転じています。常磐自動車道那珂ICからのアクセスも比較的良く、JR水郡線も通っています。解体補助金は「有」で、区域によって上限30万円〜50万円(1/2補助)の制度があります。区域区分によって上限額が変わるため、対象地がどちらに当たるか事前確認が必要です。
高萩市|2026年5月に補助金が新設
高萩市は日立市の北に位置し、JR常磐線・国道6号沿いに市街地が広がります。解体補助金は「有」で、2026年5月に新設されたばかりの制度です(上限30万円・1/3補助)。制度開始間もないため、予算枠や申請条件は今後変更される可能性があります。解体を検討している場合は、市の最新情報を必ず確認してください。
北茨城市|太平洋沿いの景観と旧耐震住宅
北茨城市は福島県との県境に位置し、太平洋に面した景観の良さが特徴です。建物解体そのものへの補助金は「無」ですが、耐震診断・耐震改修・危険ブロック塀等撤去の補助制度があります。旧耐震基準の住宅が多いエリアのため、売却前に耐震診断の履歴があるかどうかを確認しておくと、買主への説明がスムーズになります。
大子町|高齢化率県内最高水準・山間部の売却
大子町は県北エリアの最も奥に位置する山間の町で、年間取引件数は約12件と6市町の中で最少です。高齢化率は約48.5%と県内でも突出して高く、空き家の増加が進んでいます。建物解体への補助金は「無」ですが、空き家片付け支援(上限10万円)とバンクリフォーム助成があります。取引が少ないエリアだからこそ、空き家バンクの活用や、仲介にこだわらず買取も選択肢に入れた柔軟な検討が必要です。
県北エリアで選べる売却方法は3つ
不動産の売却方法はひとつではありません。県北エリアのように取引件数が限られる地域では、仲介だけにこだわると売却期間が長期化しやすいため、状況に応じた使い分けが重要です。
| 比較ポイント | 仲介売却 | 直接買取 | リースバック |
|---|---|---|---|
| 高く売りやすいか | ◎ | △ | △ |
| 早く現金化しやすいか | △ | ◎ | ◎ |
| 周囲に知られにくいか | △ | ◎ | ◎ |
| 内覧対応が必要か | 必要 | 不要 | 不要 |
| 売却後も住み続けられるか | × | × | ◎ |
| 買主が見つかりにくい山間部でも進めやすいか | △ | ◎ | △ |
とくに大子町・常陸太田市のように買主候補が限られるエリアでは、「仲介に出したが半年以上動きがない」というケースも珍しくありません。その場合は直接買取への切り替えも選択肢になります。

相続・空き家に関する県北エリアの注意点
県北エリアは高齢化率が県内最高水準のため、相続に関するご相談が多いエリアです。名義が亡くなった方のままになっている場合、売却の前に相続登記が必要です。2024年4月から相続登記は義務化され、原則として相続を知った日から3年以内の申請が求められます。茨城県内では水戸地方法務局と各支局・出張所が窓口です。
また、空き家を解体せずに放置すると、「特定空家等」に指定された場合、固定資産税の住宅用地特例が外れ税額が上がるおそれがあります。ただし各市町の解体補助金には予算の枠や交付決定前に着工してはいけないという順番のルールがあるため、自己判断で先に解体してしまうと制度が使えなくなることがあります。解体を検討する場合は、着工前に必ず市町の窓口へ確認してください。
相続した空き家を売却する場合、被相続人の居住用財産に係る3,000万円特別控除が使える可能性があります。ただし昭和56年5月31日以前の建築であることなど要件が細かく定められているため、該当しそうな場合は税務署または税理士へご確認ください。
家を売るときの費用と税金の基礎知識
「家を売るといくらかかるのか」は、売却を考え始めた方が最初につまずくところです。代表的なものを整理します。
仲介手数料(仲介で売る場合)
売買価格が400万円を超える場合の上限は、「売買価格 × 3% + 6万円 + 消費税」という速算式で計算します。たとえば売買価格800万円であれば、800万円×3%=24万円に6万円を足して30万円、これに消費税を加えた金額が上限です。あくまで上限であり、法律で決まった定額ではありません。なお、当社が直接買い取る買取の場合、この仲介手数料はかかりません。
印紙税・登記費用
売買契約書には契約金額に応じた印紙税がかかります。また、住宅ローンが残っている場合は抵当権抹消の登記費用が必要です。相続した家で名義が亡くなった方のままになっている場合は、売却の前に相続登記を済ませておく必要があります。
譲渡所得税
売却によって利益(譲渡所得)が出た場合に課税されます。所有期間が5年を超える長期譲渡所得の税率は20.315%(所得税15%・復興特別所得税0.315%・住民税5%)、5年以下の短期譲渡所得は39.63%です。譲渡所得は「売却価格 −(取得費 + 譲渡費用)」で計算するため、購入時の契約書や領収書が残っているかどうかで税額が大きく変わります。見つからない場合は概算取得費として売却価格の5%とされ、税負担が重くなりがちです。県北エリアのように取得から年数の経った住宅が多い地域では、契約書が見つからないケースが少なくありません。まずは売買契約書・領収書があるかを確認することをおすすめします。
よくあるご質問
Q. 県北エリアならどこでも相談できますか?
はい、日立市・常陸太田市・常陸大宮市・高萩市・北茨城市・大子町の6市町すべてに対応しています。水戸市に拠点を置く「ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 県庁水戸」が、各市町への出張査定・訪問査定も承っています。
Q. 大子町のように取引の少ない山間部でも売却できますか?
はい、対応可能です。取引件数が少ないエリアでは、仲介だけにこだわらず、直接買取や空き家バンクの活用など複数の選択肢を組み合わせてご提案しています。まずは物件の状態をお聞かせください。
Q. 高萩市の解体補助金は使ったほうがいいですか?
2026年5月に新設されたばかりの制度で、上限30万円・1/3補助です。ただし交付決定前に着工すると対象外になるなど順番のルールがあるため、解体を検討する場合は先に市の窓口へ確認することをおすすめします。売却の計画によっては、解体せず現状のまま売却したほうが有利な場合もあります。
Q. 相続した実家が県北エリアにあり、遠方に住んでいて管理できません。相談できますか?
はい、対応しています。相続で取得した物件・長期間空き家になっている物件など、複雑な状況の物件もご相談ください。相続登記が未了の場合の進め方も含めてお話をお聞きします。
Q. 査定は無料ですか?
査定は完全無料です。訪問査定も含めてすべて無料でご対応しています。査定後に「売らなければならない」ということは一切ありませんので、まずは情報収集としてもご利用ください。
Q. 仲介と買取、どちらが向いているか分かりません。
ご状況・ご希望を聞いた上でご提案します。「なるべく高く売りたい」なら仲介、「早く・確実に現金化したい」「買主が見つかりにくい立地で長期化を避けたい」なら直接買取が向いていることが多いです。ご相談の中で一緒に整理しましょう。
まとめ|県北エリアの売却はハウスドゥ 家・不動産買取専門店 県庁水戸へ
茨城県北エリア(日立市・常陸太田市・常陸大宮市・高萩市・北茨城市・大子町)は、県内でもっとも高齢化が進み、取引件数シェアも小さいエリアです。しかし取引が少ないことは、売れないことを意味しません。日立市のように仲介での売却が現実的なエリアもあれば、大子町のように直接買取や空き家バンクを組み合わせたほうが早く進むエリアもあります。
ハウスドゥ 家・不動産買取専門店 県庁水戸は、水戸市に拠点を置きながら県北エリアの地価動向・解体補助金の有無・空き家状況を踏まえたご提案をしています。仲介・買取・リースバックの3つの方法をワンストップでご案内でき、相続・空き家など複雑な事情にも対応します。査定は無料、査定後に売却を強制することもありません。まずはお気軽にご相談ください。
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