「マンション買取業者」で検索すると、ランキング形式で何社も紹介するサイトがたくさん出てきます。しかし、ランキングの順位そのものよりも大切なのは「どの軸で比較すれば、自分にとって損のない業者を選べるか」という視点です。この記事では、マンション買取の基本的なしくみから、比較すべき8つのポイント、費用・税金、トラブル事例まで、宅地建物取引業法などの一次情報にもとづいて整理しました。茨城県で不動産買取を専門店として行っているハウスドゥの店舗目線も交えて解説します。

業者選びのランキングそのものの見方や、免許番号・実店舗など信頼できる業者を見抜くチェックポイントは買取業者ランキングの見方|信頼業者の10チェック【2026】でも詳しく解説しています。

目次
  1. マンション買取とは?仲介との違いから理解する全体像
    1. 買取と仲介の決定的な違い
    2. 買取が向いているケース
  2. マンション買取業者の3つの選択肢を比較する
    1. 大手フランチャイズ系の買取業者
    2. 地場の買取専門業者
    3. 一括査定ポータル経由で紹介される買取業者
  3. マンション買取の流れと必要書類・期間の目安
    1. 買取までの5ステップ
    2. 契約時に必要な書類一覧
    3. 期間の目安(最短即日〜3週間程度)
  4. 費用と税金|仲介手数料がかからない代わりに知っておきたいこと
    1. 仲介手数料は原則不要
    2. 譲渡所得税の基本(20.315%)
    3. 居住用財産の3,000万円特別控除
    4. 相続した場合の取得費加算の特例
    5. 印紙税・抵当権抹消費用などの諸費用
  5. マンション買取業者選びで失敗しないための比較ポイント
    1. ①宅地建物取引業の免許番号を必ず確認する
    2. ②査定額の根拠を明示してくれるか
    3. ③実店舗があるか・宅建士が常駐しているか
    4. ④行政処分歴を確認する方法
    5. ⑤「今すぐ契約を」と急かす業者には注意する
  6. 悪質な買取業者とのトラブル事例と回避法
    1. 契約後に大幅な減額を求められるケース
    2. 「買取だからクーリングオフが使える」という誤解に注意
    3. 手付金・仲介手数料名目の不透明な請求
  7. 茨城県でマンション買取業者を探すなら|ハウスドゥ4店舗の対応エリア
    1. 実店舗+宅建士常駐という安心感
    2. 茨城県内4店舗の対応エリア
    3. 買取専門店としての強み
  8. よくある質問(FAQ)
    1. Q1. マンション買取と仲介、結局どちらが得ですか?
    2. Q2. 買取価格はどれくらい相場より安くなりますか?
    3. Q3. 住宅ローンが残っていても買取してもらえますか?
    4. Q4. 買取業者を比較する際、何社くらいに査定を依頼すべきですか?
    5. Q5. 事故物件や訳あり物件でも買取してもらえますか?
    6. Q6. 査定を依頼したら必ず売却しないといけませんか?
  9. まとめ|比較の軸を持てば、買取業者選びは怖くない

マンション買取とは?仲介との違いから理解する全体像

マンションの売却方法には大きく分けて「仲介」と「買取」の2種類があります。この違いを理解しないまま業者を比較しても、そもそも自分に合った選択肢を見誤ってしまいます。

買取と仲介の決定的な違い

仲介は、不動産会社が「売主と買主の間を取り持つ」形で、一般の個人に向けて広告・内覧を行い、買主が見つかるまで販売活動を続けます。成約すれば仲介手数料が発生しますが、買主が見つかるまでの期間は数ヶ月〜半年以上かかることも珍しくありません。一方、買取は不動産会社自身が買主となり、直接マンションを買い取る方法です。広告や内覧の期間がないため、早ければ数日〜数週間で現金化できますが、販売活動を経ないぶん、買取価格は仲介で売れる想定価格(相場)の目安としてよく言われるのが7〜9割程度という水準です。ただし、この割合は物件の状態・立地・築年数・買取業者の再販戦略によって幅があり、一律ではありません。

買取が向いているケース

「なるべく早く現金化したい」「相続した空き家マンションを手間なく処分したい」「事故物件・訳あり物件で仲介では買主が見つかりにくい」「住宅ローンの支払いが厳しく任意売却を検討している」「離婚にともない財産分与を急いで確定させたい」といったケースでは、価格よりもスピードと確実性を優先できる買取が向いています。反対に、時間に余裕があり少しでも高く売りたい場合は、仲介での売却も比較検討する価値があります。

マンション買取業者の3つの選択肢を比較する

「マンション買取業者」とひとくくりに言っても、実際には運営形態によって特徴が大きく異なります。

大手フランチャイズ系の買取業者

全国にブランド展開している不動産会社のフランチャイズ店舗です。ブランドの認知度が高く、査定基準や契約書式が標準化されているため、初めて買取を利用する人でも安心感があります。一方で、店舗によって対応の質にばらつきが出ることもあるため、実際に店舗を運営している会社の実績・免許番号を確認することが重要です。

地場の買取専門業者

特定のエリアに特化して営業している買取専門の会社です。地域の相場や再販ルートに詳しく、機動的な対応が期待できる一方、会社の規模や実績にばらつきが大きいのも実情です。

一括査定ポータル経由で紹介される買取業者

複数社の査定額を一度に比較できる一括査定サイトも広く使われていますが、申込み後に多数の業者から一斉に営業電話がかかってくる、実際に買取まで対応できる業者かどうかがわかりにくい、といった声もあります。一括査定はあくまで「候補を広げる入口」と割り切り、最終的には個々の業者の免許・実績を自分で確認する姿勢が欠かせません。

選択肢 スピード 価格の傾向 向いている人
大手フランチャイズ系 早い 標準的〜やや控えめ 初めてで安心感を重視する人
地場の買取専門業者 早い〜非常に早い 地域相場に強い分、条件次第で有利なことも 特定エリアの事情に詳しい業者を探したい人
一括査定ポータル経由 比較検討に時間がかかる 幅広く比較できる とにかく多くの候補と価格を見たい人

マンション買取の流れと必要書類・期間の目安

買取までの5ステップ

一般的な流れは、(1)簡易査定(机上査定)の依頼、(2)訪問査定、(3)買取金額・条件の提示、(4)売買契約の締結、(5)決済・引き渡し、という5段階です。物件の状態や住宅ローンの残債有無によって、この間に「抵当権抹消の手続き」や「管理組合への連絡」が加わります。

マンション買取業者への売却の流れ5ステップ|ハウスドゥ茨城
マンション買取の流れ5ステップ(目安)

契約時に必要な書類一覧

登記識別情報(登記済権利証)、印鑑証明書、実印、本人確認書類(運転免許証等)、固定資産税納税通知書、マンションの管理規約・使用細則、住宅ローンの残高証明書(ローンが残っている場合)などが一般的に必要です。物件の取得時期や名義の状況によって追加書類が求められることもあるため、事前に業者へ確認しておくと当日の手続きがスムーズです。

期間の目安(最短即日〜3週間程度)

買取業者やケースによって差はありますが、簡易査定は即日〜数日、訪問査定から契約・決済までは早いところで1〜2週間、書類の準備状況によっては3週間前後かかることもあります。仲介のように「買主探し」の期間が発生しない分、全体の見通しを立てやすいのが買取の特徴です。

費用と税金|仲介手数料がかからない代わりに知っておきたいこと

仲介手数料は原則不要

買取では不動産会社が直接の買主になるため、仲介のような「(売却価格×3%+6万円)+消費税」の仲介手数料は原則としてかかりません。この点は買取の明確なメリットです。

譲渡所得税の基本(20.315%)

マンションを売って利益(譲渡所得)が出た場合は、所有期間が5年を超える「長期譲渡所得」で税率20.315%(所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)、5年以下の「短期譲渡所得」で税率39.63%が課税されます(国税庁公表の税率)。買取・仲介どちらの売却方法でも、この税率自体は変わりません。

居住用財産の3,000万円特別控除

自分が住んでいたマンションを売却した場合、譲渡所得から最高3,000万円を控除できる特例があります(租税特別措置法第35条)。この特例が適用できれば、譲渡所得税がかからないケースも多くあります。適用には確定申告と一定の要件を満たす必要があるため、詳細は税務署や税理士に確認することをおすすめします。

相続した場合の取得費加算の特例

相続で取得したマンションを、相続開始から3年10ヶ月以内に売却した場合、相続税額の一部を取得費に加算できる特例があります。相続したマンションを買取で早期に現金化したいケースでは、この期限を意識しておくと税負担を抑えられる可能性があります。

印紙税・抵当権抹消費用などの諸費用

売買契約書に貼付する印紙税、住宅ローンが残っている場合の抵当権抹消登記費用(司法書士報酬含む)、必要に応じた測量費用などが別途発生します。買取業者によっては、これらの諸費用の一部を売主負担にせず調整してくれるケースもあるため、契約前に費用負担の範囲を書面で確認することが大切です。

マンション買取業者選びで失敗しないための比較ポイント

ランキングサイトの上位・下位だけで判断するのではなく、次の視点で個々の業者を比較することをおすすめします。

マンション買取業者の選び方チェックポイント|ハウスドゥ茨城
買取業者を比較する5つのチェックポイント

①宅地建物取引業の免許番号を必ず確認する

不動産の売買を仲介・代理・自ら売買するには、宅地建物取引業法にもとづく免許が必須です。会社案内や公式サイトに記載されている「国土交通大臣( )第〇〇号」または「〇〇県知事( )第〇〇号」の( )内の数字は、免許の更新回数を示しています。免許は5年ごとに更新されるため、この数字が大きいほど長く営業を続けている実績の目安になります。

②査定額の根拠を明示してくれるか

宅地建物取引業法第34条の2第2項では、媒介契約時に価額について意見を述べるときはその根拠を明らかにするよう努める義務が定められています。買取査定の場面でも、「なぜこの金額なのか」を周辺の取引事例や築年数・階数・向きなどの根拠とともに説明してくれる業者かどうかは、信頼できるかどうかの重要な判断材料です。

③実店舗があるか・宅建士が常駐しているか

ネット完結型の業者にはスピード感というメリットがある一方、実店舗を構え宅地建物取引士が常駐している業者は、契約後のトラブル時にも相談できる窓口があるという安心感があります。特に高齢の売主や、初めて不動産を売却する人にとっては、対面で相談できる店舗の有無は比較の重要な軸になります。

④行政処分歴を確認する方法

宅建業者が過去に指示処分や業務停止処分を受けていないかは、国土交通省のネガティブ情報等検索サイトで確認できます。免許番号や商号から検索できるので、契約前の最終チェックとして活用することをおすすめします。

⑤「今すぐ契約を」と急かす業者には注意する

比較検討する時間を与えず、その場での契約を強く迫る営業姿勢は、悪質な業者に見られがちな共通点です。複数社を比較する時間を確保できるかどうかも、業者選びの一つの試金石になります。

悪質な買取業者とのトラブル事例と回避法

契約後に大幅な減額を求められるケース

訪問査定時には高い金額を提示しておきながら、契約直前や契約後の建物状況調査(インスペクション)を理由に大幅な減額を求めてくる、という相談事例が消費生活センター等に寄せられています。査定根拠を書面で残してもらい、金額が変わる可能性がある条件は契約前にすべて確認しておくことが重要です。

「買取だからクーリングオフが使える」という誤解に注意

宅地建物取引業法第37条の2のクーリングオフ制度は、「宅建業者が売主」で「宅建業者ではない個人が買主」となる取引(自ら売主制限)を対象にした規定です。マンション買取のように個人が売主、宅建業者が買主となる取引には、この宅建業法上のクーリングオフはそのままでは適用されません。契約後に「やっぱりクーリングオフできるはず」という思い込みでトラブルになるケースもあるため、契約前の比較検討をより慎重に行う必要があります(個別の契約内容によっては、業者側が独自にクーリングオフ的な条項を設けている場合もあるため、契約書の記載を必ず確認してください)。

手付金・仲介手数料名目の不透明な請求

買取であるにもかかわらず「仲介手数料」名目の費用を請求してくる、契約前に不自然な名目の手付金を求めてくる、といったケースも報告されています。費用の名目と金額の根拠が不明瞭な請求には、契約前にしっかり説明を求めましょう。

茨城県でマンション買取業者を探すなら|ハウスドゥ4店舗の対応エリア

ここまで紹介した比較ポイントは、全国どこでマンション買取業者を探す場合にも共通する考え方です。そのうえで、茨城県内でマンションの買取を検討している方に向けて、当社グループの体制を紹介します。

実店舗+宅建士常駐という安心感

ハウスドゥは、テレビCM等でおなじみの古田敦也氏をイメージキャラクターとした全国ブランドで、茨城県内には買取・売却を専門に扱う実店舗を構えています。免許番号は、つくば研究学園都市店・県庁水戸店が茨城県知事(1)第7579号(株式会社トーマン)、取手戸頭店・守谷店が茨城県知事(2)第7366号(株式会社JOB HOPE)です。宅地建物取引士が店舗に在籍し、査定額の根拠を対面で説明できる体制を整えています。

茨城県内4店舗の対応エリア

つくば研究学園都市店はつくば市を中心とした県南・県西エリア、県庁水戸店は水戸市を中心とした県央・県北・鹿行エリア、取手戸頭店は取手市を中心とした県南東部エリア、守谷店は守谷市を中心としたつくばエクスプレス沿線エリアを、それぞれ担当しています。マンションの所在地に応じて、最寄りの店舗にご相談いただけます。

買取専門店としての強み

実店舗を持つ買取専門店であることは、ネット完結型の業者にはない「顔の見える取引」の安心感につながります。訳あり物件・事故物件・相続物件など、仲介では時間がかかりやすいケースにも専門的に対応しています。

よくある質問(FAQ)

Q1. マンション買取と仲介、結局どちらが得ですか?

「得」の基準が金額なのかスピードなのかによって答えは変わります。時間をかけてでも高く売りたい場合は仲介、早さや確実性を優先したい場合は買取が向いています。両方の査定額を比較したうえで判断することをおすすめします。

Q2. 買取価格はどれくらい相場より安くなりますか?

一般的には仲介の想定成約価格の7〜9割程度が目安と言われますが、物件の状態・立地・築年数・買取業者の再販戦略によって幅があります。正確な水準は個別の査定で確認する必要があります。

Q3. 住宅ローンが残っていても買取してもらえますか?

買取価格でローン残債を完済できる見込みがあれば売却可能です。残債が買取価格を上回る「オーバーローン」の場合は、自己資金での補填や、金融機関と相談のうえ任意売却の手続きが必要になることがあります。

Q4. 買取業者を比較する際、何社くらいに査定を依頼すべきですか?

目安として2〜3社程度に査定を依頼し、金額だけでなく査定根拠の説明の丁寧さや免許番号・実店舗の有無もあわせて比較することをおすすめします。

Q5. 事故物件や訳あり物件でも買取してもらえますか?

買取専門業者の多くは、事故物件・訳あり物件・共有持分といった仲介では売却が難しいケースにも対応しています。告知義務のある事実は正直に伝えたうえで査定を依頼することが大切です。

Q6. 査定を依頼したら必ず売却しないといけませんか?

査定はあくまで金額を知るための手続きであり、査定額に納得できなければ断ることができます。契約するまでは何度でも比較検討して問題ありません。

なお、築年数が古く建て替えの費用負担が話題になっているマンションについては、マンションの建て替え費用が払えない|5つの選択肢と売渡請求への対処法【2026年】もあわせてご覧ください。

茨城県内でマンションや戸建て、土地の売却全般をご検討の方は、ハウスドゥ茨城のトップページもあわせてご覧ください。

まとめ|比較の軸を持てば、買取業者選びは怖くない

マンション買取業者を選ぶうえで大切なのは、ランキングの見た目の順位ではなく、免許番号・査定根拠の説明・実店舗の有無・行政処分歴といった具体的な比較の軸を自分の中に持つことです。時間をかけて比較できる余裕があるうちに、複数社の話を聞いてみることをおすすめします。茨城県内でマンションの買取をご検討の際は、実店舗と宅建士が対応するハウスドゥの各店舗にもお気軽にご相談ください。

そもそも自分のマンションが「売れやすい」条件を満たしているかどうかは、「売れるマンションの7条件|売れない時は買取も【2026】」で先にチェックしておくと、業者選びの判断がスムーズになります。

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