- 【保存版】女性のための離婚やることリスト|準備から離婚後まで
- 離婚を切り出す前に!後悔しないために女性が準備すべき5つのこと
- 離婚協議で必ず決めるべき重要事項|財産分与・親権・養育費
- 【最重要】家の財産分与と離婚後のお金の不安を解消する方法
- 知っておきたい!離婚後の生活を支える公的支援制度
- 子どものために必ず行う手続き|姓の変更と社会保険の切り替え
- 忘れたら大変!離婚後に必要な名義変更手続き完全リスト
- よくあるご質問
- 茨城県で離婚にともない家を整理するとき
- 離婚を切り出す前に|見落とされがちな4つの手続き
- 【不動産会社が本気で書く】離婚後の住まい、6つの選択肢
- 連帯保証人・連帯債務者から外れられますか
- 財産分与でかかる税金|「もらう側」より「渡す側」に注意
- 離婚前にやってはいけない5つのこと
- 茨城県で離婚に伴い家を整理するときの進め方
- 茨城県内4店舗のご案内(ハウスドゥ)
【保存版】女性のための離婚やることリスト|準備から離婚後まで
離婚という二文字が頭をよぎったとき、将来への期待と同時に大きな不安に襲われる女性は少なくありません。お金、住まい、子ども、仕事など、考えなければならないことは山積みで、何から手をつければいいのか分からず立ちすくんでしまうこともあるでしょう。
離婚はゴールではなく、より幸せな人生を歩むための新たなスタートです。しかし、そのスタートを有利に進めるには、感情的に動くのではなく、冷静かつ計画的な準備が不可欠です。特に女性の場合、離婚後の生活基盤を安定させるために、経済的な自立、子どもの親権や養育費、財産分与、安心して暮らせる住まいの確保など、一つひとつ着実にクリアしていく必要があります。
この記事では、離婚の岐路に立つ女性向けに、後悔しないための「離婚 やることリスト」を網羅的に解説します。この「離婚 やることリスト」は、女の人が後悔しないために必要な手続きや準備を、離婚を決意する前の「準備段階」から、具体的な「協議・手続き中」、そして新しい生活が始まる「離婚後」まで、3つのステップに分けて整理しています。
まずは離婚全体の流れが把握できるチェックリストで全体像を掴み、後悔のない選択と新しい人生への力強い第一歩を踏み出しましょう。
まずは全体像を把握!離婚のやることチェックリスト
このリストで離婚に際して発生するタスクを時系列で確認し、ご自身の状況と照らし合わせてみましょう。
□ STEP1:離婚前の準備リスト
- 意思の確認と情報収集
- 離婚の意思は固まっているか再確認する
- 離婚の種類(協議・調停・裁判)について調べる
- 弁護士など専門家への相談を検討する
- 証拠の収集
- 離婚原因の証拠を集める(不貞行為、DVなど)
- 経済状況の把握
- 夫婦の共有財産(預貯金、不動産、保険など)をリストアップする
- 相手の収入を把握する(源泉徴収票、給与明細など)
- 自分の収入と支出を把握し、離婚後の生活費をシミュレーションする
- 離婚後の生活設計
- 離婚後の住まいを検討する(実家、賃貸、不動産購入/売却など)
- 仕事を探す、またはキャリアプランを考える
- 子どもの親権、面会交流について希望をまとめる
- 公的支援制度(児童扶養手当など)を調べる
□ STEP2:協議・手続き中のリスト
- 離婚条件の協議
- 相手に離婚の意思を伝える
- 親権者をどちらにするか決める
- 養育費の金額、支払期間、方法を決める
- 面会交流の頻度やルールを決める
- 財産分与の対象と割合を決める(特に不動産の扱いは重要)
- 年金分割について合意する
- 慰謝料の有無と金額を決める
- 公正証書の作成
- 話し合いで決まった内容を離婚協議書としてまとめる
- 可能であれば、離婚協議書を公正証書にする
- 離婚届の提出
- 離婚届を入手し、記入する
- 証人2名に署名・捺印を依頼する
- 役所に離婚届を提出する
□ STEP3:離婚後の手続きリスト
- 名義変更・各種手続き
- 住民票の変更、世帯主変更
- 健康保険・年金の切り替え手続き
- 運転免許証、パスポート、銀行口座などの氏名・住所変更
- 生命保険などの契約者・受取人変更
- 携帯電話、公共料金などの名義変更
- 子ども関連の手続き
- 子どもの戸籍と姓の変更手続き(必要な場合)
- 児童扶養手当、児童育成手当などの申請
- ひとり親家庭等医療費助成制度の申請
- 保育園・学校への連絡
次の章から、これらの項目をさらに詳しく解説していきます。
離婚を切り出す前に!後悔しないために女性が準備すべき5つのこと
感情的に「離婚したい」と切り出しては、有利に進められるはずの話もこじれ、後悔につながりかねません。冷静に、そして戦略的に離婚を進めるために、女性が切り出す前に必ず準備すべき5つの重要項目を解説します。これは「離婚 やることリスト」の中でも、女の人が最初に押さえるべき最重要ポイントです。
①当面の生活費・各種費用の確保
離婚の意思を伝えた途端、生活費の支払いを止められるケースは少なくありません。別居を始めるなら新居の契約費用、弁護士に依頼するなら着手金も必要です。最低でも3ヶ月から半年分の生活費を目安に、自分自身で自由に使えるお金を確保しておくことが最優先です。
- 確保すべき費用(例)
- 別居先の家賃、敷金、礼金
- 当面の生活費(食費、光熱費、通信費など)
- 弁護士への相談料・着手金
- 引っ越し費用
ご自身の預貯金(独身時代からの貯金など)を充てるのが基本です。夫婦の共有財産である預金口座から相手に無断で多額のお金を引き出すと、後の財産分与で不利になる可能性があるので注意しましょう。
②夫婦の共有財産の把握(特に不動産の価値確認は重要)
財産分与は、新しい生活の基盤となる非常に重要なプロセスです。夫婦で築いた共有財産が「どこに」「どれだけ」あるのかを正確に把握しておく必要があります。相手に離婚の意思を伝える前に、以下の情報をリストアップし、コピーや写真などの記録を残しておきましょう。
- 預貯金:夫婦どちらかの名義のすべての銀行口座
- 生命保険・学資保険:保険証券(解約返戻金の額を確認)
- 有価証券:株、投資信託など
- 自動車:車検証、ローン残高
- 不動産(家・マンション・土地など):登記簿謄本、固定資産税納税通知書
特に不動産は財産の中でも価値が大きく、最も揉めやすいポイントです。固定資産税の評価額は実際の売却価格(時価)とは大きく異なります。正確な価値を知らないまま話し合いを進めると、本来もらえるはずの金額よりずっと少ない額で合意してしまうリスクがあります。必ず複数の不動産会社に査定を依頼し、客観的な市場価値を把握しておきましょう。

③有利な離婚条件を得るための証拠収集
相手に不貞行為(不倫)やDV・モラハラといった離婚原因がある場合、慰謝料を請求できる可能性があります。しかし、法的な場で主張するには客観的な「証拠」が不可欠です。
- 不貞行為の証拠(例)
- 肉体関係が推測できるメールやLINEのやり取り
- 配偶者と不倫相手がホテルに出入りする写真や動画
- 探偵の調査報告書
- DV・モラハラの証拠(例)
- 怪我の写真、医師の診断書
- 暴言の録音データ、動画
- 被害を詳細に記録した日記やメモ
これらの証拠は相手に気づかれないよう慎重に集める必要があります。不安な場合は弁護士に相談しながら進めましょう。
④経済的自立に向けた仕事の準備
特に専業主婦の方やパートタイムで働いている方にとって、離婚後の経済的自立は最も大きな課題です。養育費や財産分与だけでは安定した生活は難しいのが現実です。離婚を切り出す前から、自立に向けた準備を始めましょう。
- 具体的な準備
- ハローワークや転職サイトで情報収集する
- 再就職に有利な資格取得を検討する
- 公的な職業訓練の情報を調べる
- まずはパートや派遣から始めて働く感覚を取り戻す
すぐに正社員になるのが難しくても、社会との接点を持ち収入を得る経験が精神的な安定にもつながります。
⑤各種専門家への事前相談
離婚は法律、税金、不動産など専門知識が複雑に絡み合います。一人で抱え込まず、専門家に相談して客観的なアドバイスをもらいましょう。
- 弁護士:離婚全体の法的な見通しや有利な交渉の進め方など、最も頼りになる存在です。多くは初回無料相談を実施しています。
- 不動産会社:共有財産である不動産の正確な価値を把握し、売却(換価分割)やどちらかが住み続ける(現物分割)といった最適な方法を提案してくれます。
- カウンセラーや公的相談機関:精神的な不安や今後の生活の悩みを相談できます。
万全の準備を整えることで、いざ話し合いのテーブルについても、冷静かつ有利に交渉を進めることができます。
離婚協議で必ず決めるべき重要事項|財産分与・親権・養育費
準備が整ったら、離婚後の人生を左右する「離婚協議」に進みます。離婚協議とは、夫婦が離婚の条件を話し合い、合意を目指すプロセスです。「離婚 やることリスト」の中でも、女の人の将来を左右する最重要フェーズと言えるでしょう。感情的になりがちですが、ここで冷静に、かつ具体的に取り決めをすることが将来のトラブルを防ぐ鍵となります。
①親権・監護権:子どもの将来を第一に
未成年の子どもがいる場合、どちらが親権者となるかを決めなければ離婚届は受理されません。親権は、子どもの世話や教育を行う「身上監護権」と財産を管理する「財産管理権」を合わせたものです。これまでの養育実績や離婚後の生活環境、子どもの意思などを総合的に考慮し、どちらが親権者となるのが「子の福祉(子どもの幸せ)」にとって望ましいかを基準に話し合います。
②養育費:子どもの健やかな成長のために
養育費は、子どもが経済的に自立するまでに必要となる費用です。親には子どもを扶養する義務があり、離婚後もその義務は続きます。
- 月々の金額:裁判所のウェブサイトで公開されている「養育費算定表」が目安になります。夫婦双方の年収と子どもの年齢・人数から算出できます。
- 支払期間:「成人(18歳)に達するまで」「大学を卒業する月まで」など具体的に定めます。
- 支払い方法:毎月何日にどの口座に振り込むのかを明確にします。
- 特別費用:進学費用や高額な医療費など、臨時に発生する費用の分担についても話し合っておきましょう。
養育費は子どもの権利です。妥協せずしっかりと話し合うことが重要です。
③面会交流:子どもの権利を尊重する
離婚して親権者でなくなった親にも、子どもに会って交流する権利(面会交流権)があります。面会交流は「子どものための権利」であり、子どもの健全な成長のために重要です。子どもの気持ちを最優先に考え、具体的なルールを取り決めましょう。
- 頻度:月1回、2ヶ月に1回など
- 時間・場所:土日の日中、〇時から〇時まで、など
- 連絡方法:子どもの受け渡しや日程調整の方法
DVなど、面会が子どもに悪影響を及ぼす懸念がある場合は、弁護士に相談し、第三者機関を介した交流や面会の制限も検討しましょう。
④財産分与:夫婦で築いた財産を公平に分ける
財産分与とは、婚姻期間中に夫婦が協力して築いた共有財産を、離婚時に公平に分け合うことです。貢献度に応じて原則2分の1ずつ分けるのが基本で、専業主婦の貢献も同等に評価されます。対象となるのは、預貯金、不動産、生命保険、自動車など、名義に関わらず婚姻中に得た財産です。一方で、親からの相続財産など「特有財産」は対象外です。
⑤慰謝料:精神的苦痛に対する償い
慰謝料は、相手の不法行為(不貞行為、DVなど)によって受けた精神的苦痛に対する損害賠償です。離婚原因を作った有責配偶者に対して請求できます。性格の不一致など、どちらか一方に明確な責任がない場合は請求が難しく、請求する際は客観的な証拠が重要になります。

⑥年金分割:将来の生活基盤を確保する
年金分割は、婚姻期間中の厚生年金や共済年金の保険料納付実績を、夫婦間で分割できる制度です。これにより、専業主婦などで自身の厚生年金加入期間が短い場合でも、将来受け取る年金額を増やすことができます。手続きは離婚後2年以内に行う必要があります。
合意内容は必ず「書面」に残すこと
離婚協議で合意した内容は、口約束で終わらせず必ず書面に残しましょう。
- 離婚協議書:夫婦間で作成する合意書。
- 公正証書:公証役場で作成してもらう公文書。特に養育費など金銭の支払いについて「強制執行認諾文言」を付けておけば、支払いが滞った際に、裁判なしで相手の給与や財産を差し押さえることが可能になります。
将来の安心を確保するため、金銭的な取り決めがある場合は公正証書を作成することを強く推奨します。
【最重要】家の財産分与と離婚後のお金の不安を解消する方法
離婚協議の中でも、多くの女性にとって最大のハードルとなるのが「住まい」と「お金」の問題です。この課題をクリアすることは、「離婚 やることリスト」において、女の人が経済的自立を果たすための鍵となります。特に、夫婦の共有財産の中で最も価値が大きく、分けるのが難しい「家(不動産)」の扱いは、離婚後の生活基盤を大きく左右します。
離婚後の生活設計、最大の壁は「住まい」と「お金」
持ち家がある場合、財産分与は非常に複雑になります。預貯金のように単純に半分にできず、住宅ローンが残っていると問題はさらに深刻です。
- どちらかが住み続ける場合の問題点
- 住宅ローンの名義変更は困難:妻が家に住み続ける場合、ローン名義を夫から妻に変更する必要がありますが、金融機関の審査は非常に厳しく、安定収入がなければほぼ通りません。
- 高額な代償金の支払い:家に住み続ける側は、相手に家の価値の半分に相当する「代償金」を支払う義務が生じます。現金で用意するのは現実的でないケースがほとんどです。
- 元夫のローン滞納リスク:元夫がローンを払い続ける約束をしても、将来支払いが滞れば、家を差し押さえられ住む場所を失う可能性があります。
こうした問題を抱えたまま新生活を始めるのは精神的な負担が大きすぎます。そこで最も公平かつ現実的な解決策が「家の売却」です。
持ち家の財産分与は「売却」が最も公平で現実的な選択肢
家を売却し、得たお金から住宅ローンや経費を差し引き、残った利益を夫婦で分ける方法(換価分割)は、財産分与における最もクリーンな解決策です。
- 売却のメリット
- 公平な財産分与:不動産を現金化することで、1円単位で公平に分割でき、後々のトラブルを防げます。
- ローン問題の完全解消:ローンを完済すれば、元夫との金銭的なつながりを断ち切れ、将来のリスクから解放されます。
- 新生活の資金確保:分与された現金を新しい住まいの初期費用や生活費に充て、経済的な基盤を固めて再スタートできます。
お互いの感情的なしこりを残さず、新たな人生へスムーズに移行するためにも、不動産の売却は非常に有効な手段です。
不動産売却の2つの方法「仲介」と「買取」の違いとは?
不動産を売却するには、主に「仲介」と「買取」の2つの方法があります。
仲介:時間をかけてでも高く売りたい方向け
不動産会社に買主を探してもらう一般的な方法です。市場価格に近い高値で売れる可能性がありますが、いつ売れるか分からず、購入希望者の内覧対応も必要になります。
買取:早く、確実に現金化したい方向け
不動産会社が直接あなたの家を買い取る方法です。価格は市場価格より低くなる傾向がありますが、最短数日で現金化でき、内覧対応も不要です。時間や精神的負担をかけずに問題を解決したい離婚時には適した方法と言えます。

知っておきたい!離婚後の生活を支える公的支援制度
家の問題を解決しても、すぐに安定した収入を得るのが難しい場合もあります。日本にはひとり親家庭を支える公的な支援制度が数多く用意されています。これらは自分から申請しなければ利用できないため、必ずお住まいの市区町村の役所窓口で相談しましょう。
- 児童扶養手当:ひとり親家庭の生活の安定と自立を助ける最も基本的な手当です。
- ひとり親家庭等医療費助成制度:親と子どもの医療費の自己負担分を自治体が助成してくれる制度です。
- 自立支援教育訓練給付金:就職に有利な資格を取得するための講座受講費用の一部を支援してもらえます。
- 高等職業訓練促進給付金:資格取得のために養成機関で修業する期間中の生活費の負担を軽減するための給付金です。
- 住宅手当(家賃補助):自治体によっては、ひとり親家庭を対象に家賃の一部を補助する制度があります。
離婚が成立したら、まずは役所の担当窓口へ行き、利用できる制度がないか漏れなく確認することが、離婚後の生活を安定させるための第一歩です。
子どものために必ず行う手続き|姓の変更と社会保険の切り替え
離婚届を提出しただけでは、子どもの戸籍や姓は自動的には変わりません。何もしなければ「母親と子どもの戸籍が別々で、姓も違う」という状態になり、各種手当の申請や学校生活で不便が生じる可能性があります。このセクションは、子を持つ女の人のための「離婚 やることリスト」の核心部分です。
最重要!「子の氏の変更許可申立」で姓と戸籍を母親と一緒にする
母親が旧姓に戻る場合、お子さんの姓と戸籍を自分と同じにするには、家庭裁判所での手続きが必須です。これは離婚後の「やることリスト」の中でも最優先事項です。
手続きの流れ
家庭裁判所へ「子の氏の変更許可申立」を行う お子さんの住所地を管轄する家庭裁判所に「子の氏(うじ)の変更許可」を申し立てます。申し立てるのは親権者である母親です(子が15歳以上の場合は本人)。申立書、母子の戸籍謄本などを用意します。通常、「親権者である母と同じ氏を名乗ることで、子の精神的安定を図るため」といった理由で許可されます。
-
市区町村役場へ「入籍届」を提出する 家庭裁判所から「許可審判書」が交付されたら、その謄本を添えて市区町村役場に「入籍届」を提出します。この届出が受理されて初めて、お子さんが正式にあなたの戸籍に入り、姓が変更されます。
この手続きは、後述する各種手続きに影響するため、離婚成立後、できるだけ速やかに行いましょう。
見落とし厳禁!健康保険と年金の切り替え手続き
戸籍の手続きと並行して、社会保険の切り替えも迅速に行いましょう。手続きが遅れると、保険証がない「無保険」期間が発生し、医療費が全額自己負担になるリスクがあります。
健康保険の切り替え これまで元夫の会社の健康保険の扶養に入っていた場合、その資格を失います。元夫に会社で扶養から外す手続きをしてもらい、「健康保険資格喪失証明書」を発行してもらいましょう。その後、あなたは「自分の勤務先の社会保険に加入する」か「国民健康保険に加入する」かのいずれかの手続きを取ります。どちらの場合も「健康保険資格喪失証明書」が必要です。
-
国民年金の切り替え 元夫の扶養に入っていた「第3号被保険者」だった方は、離婚後に「第1号被保険者」への種別変更手続きが必要です。市区町村役場の国民年金担当窓口で行います。所得が低い場合は保険料の免除・猶予制度を利用できる可能性があるので、必ず相談しましょう。
生活の安定に直結する各種手当の受給者変更
お子さんのための公的な手当は、受給者を元夫からあなたに変更しなければ支給されません。
児童手当 受給者を変更するため、まず元夫に自身の自治体で「受給事由消滅届」を提出してもらい、あなたは自分の自治体で新たに「認定請求書」を提出します。
-
児童扶養手当・ひとり親家庭等医療費助成 これらは、ひとり親家庭になってから新たに申請する制度です。離婚後の生活を支える大きな柱となるため、戸籍の手続きが完了したら速やかに申請しましょう。
まずは役所の子育て支援課や福祉課で「離婚したので、子どもに関する手続きを確認したい」と伝えれば、必要な窓口を案内してもらえます。
忘れたら大変!離婚後に必要な名義変更手続き完全リスト
新生活をスムーズにスタートさせるためには、公的な手続き以外にも多岐にわたる名義変更が必要です。この網羅的なリストは、あなたの「離婚 やることリスト」を完成させる上で役立ちます。特に女の人は変更項目が多くなりがちなので注意が必要です。
役所関係の手続き:新しい自分を公的に確立する
あらゆる名義変更の起点となるため、優先的に進めましょう。
- 住民票の異動・氏名変更:転居する場合は転出・転入届を提出。氏名変更のみの場合も、戸籍変更後に手続きが必要です。
- **マイ
よくあるご質問
Q. 離婚を切り出す前に、女性が準備しておくべきことは何ですか?
A. 最低でも3ヶ月から半年分の生活費を、自分で自由に使えるお金として確保することが最優先です。別居先の費用や弁護士費用も考慮しましょう。また、夫婦の共有財産を正確に把握しておくことも、後の財産分与で後悔しないために重要です。
Q. 離婚協議では、具体的に何を話し合って決めるべきですか?
A. 子どもの親権者、養育費の金額と支払期間、夫婦で築いた財産の分与方法などを必ず決めましょう。これらを公正証書などの書面に残しておくことで、将来のトラブルを防ぐことができます。
Q. 離婚後、子どもの姓を自分と同じにするにはどうすればいいですか?
A. 離婚届だけでは子どもの姓は変わりません。母親が旧姓に戻る場合、家庭裁判所に「子の氏の変更許可申立」を行い、許可を得た後に市区町村役場へ「入籍届」を提出する必要があります。これにより、子どもの戸籍と姓が母親と同じになります。
Q. 持ち家がある場合、財産分与はどのようにすれば良いですか?
A. 家の財産分与は複雑です。どちらかが住み続ける場合は住宅ローンの名義変更や相手への代償金の支払いが課題となります。家を売却して得た利益を夫婦で分ける方法が、最も公平でトラブルが少ない選択肢となることが多いです。
▶ あわせて読みたい:茨城県の不動産売却・買取はハウスドゥ(県内4店舗)へ|無料査定
茨城県で離婚にともない家を整理するとき
離婚にともなう「やることリスト」の中でも、持ち家の整理は大きなテーマです。茨城県で進める場合、①家の名義と住宅ローンの名義・残債を確認する、②家の価値(査定額)を把握する、③売却して財産分与するか、どちらかが住み続けるかを決める、という順で整理すると進めやすくなります。ローンが残っていてオーバーローン(残債が売却価格を上回る)の場合は、対応が複雑になるため早めの確認が重要です。
「早く清算したい」「住宅ローンの連帯保証から外れたい」といった事情では、売却して財産分与する方法が選ばれやすく、ハウスドゥが茨城県内4店舗で売却・買取の両面からサポートできます。感情面でこじれやすいテーマなので、第三者である不動産会社に査定や選択肢の整理を任せると話が進みやすくなります。法的な取り決めは専門家にもご相談ください。
関連記事:不動産売却白書トップ(茨城県4店舗) / 離婚にともなう家の売却ガイド / 名義と売却・財産分与の考え方
離婚を切り出す前に|見落とされがちな4つの手続き
ここまでの15ステップに加えて、知らずにいると取り返しがつかなくなる手続きが4つあります。順番にご説明します。
1.離婚届不受理申出(勝手に離婚届を出されるのを防ぐ)
署名した離婚届を相手が持っている、あるいは筆跡をまねられる恐れがある——そうした心配があるときは、市区町村の窓口に離婚届不受理申出を出しておくことができます。これを出しておけば、あなたが申し出を取り下げない限り、離婚届は受理されません。条件の話し合いがまとまる前に離婚だけ成立してしまう事態を防げます。
2.別居のタイミングを決める
先に家を出るか、家に残るかは、その後の交渉を大きく左右します。お子さんと一緒に生活している側が親権の判断で重視される傾向があるため、お子さんを置いて家を出るのは慎重に検討してください。一方、DVやモラルハラスメントを受けている場合は、安全の確保が最優先です。市区町村の相談窓口や配偶者暴力相談支援センターへ、離婚の話より先にご相談ください。
3.婚姻費用(別居中の生活費)の請求
離婚が成立するまでの間、夫婦はお互いの生活を支え合う義務があります。別居していても、収入の多い側は少ない側に生活費(婚姻費用)を支払う義務があります。これを知らずに別居し、数か月分を請求しそびれる方が少なくありません。話し合いで決まらない場合は、家庭裁判所に婚姻費用分担請求の調停を申し立てられます。
4.離婚後の姓を決める(期限があります)
離婚すると、原則として結婚前の姓に戻ります。結婚中の姓を使い続けたい場合は、離婚の日から3か月以内に「離婚の際に称していた氏を称する届(婚氏続称届)」を提出する必要があります。期限を過ぎると、家庭裁判所の許可が必要になり手続きが重くなります。お子さんの学校生活や仕事の都合を考えて、早めに決めておきましょう。
【不動産会社が本気で書く】離婚後の住まい、6つの選択肢
離婚の記事の多くは弁護士が書いています。法律の部分はそちらが詳しいので、ここでは私たち不動産会社にしか書けない「住まいとお金」の実務をお伝えします。ご相談で最ももつれるのが、この部分だからです。

まず確認:アンダーローンか、オーバーローンか
すべての判断は、ここから始まります。
- アンダーローン=家の売却価格がローン残債を上回る状態。売れば手元にお金が残り、財産分与の対象になります。
- オーバーローン=家の売却価格がローン残債を下回る状態。売っても借金が残ります。この場合、家は財産分与の対象にならないのが原則です。
どちらなのかは、ローン残高証明書と、不動産会社の査定額を突き合わせれば、その日のうちにわかります。査定は無料です。話し合いを始める前に、この数字を持っておいてください。数字がないまま「家はどうする」を話し合っても、感情論にしかなりません。
選択肢①:あなたと子どもが住み続ける
住環境を変えずに済むのが最大の利点です。ただし名義が夫、ローンも夫のままでは、非常に危険な状態が続きます。夫が滞納すれば、住んでいるあなたが家を失います。名義をあなたに変えるには、原則としてローンの借換えが必要ですが、単独の収入では審査が通らないことも多いのが実情です。
選択肢②:売って現金で分ける(もっとも公平です)
関係を清算でき、あとに火種を残さない方法です。手元に残った現金を分ければ、計算も明快です。引っ越しの負担はありますが、「元夫がローンを払い続けてくれるか」という不安を一生抱えずに済みます。
選択肢③:夫が住み続け、あなたと子どもが出る
この場合、あなたが連帯保証人や連帯債務者になっていないかを必ず確認してください。なっている場合、離婚しても責任は消えません。夫が滞納すれば、あなたに請求が来ます。
選択肢④:賃貸へ移る
身軽で、ローンの責任からも離れられます。実務上の注意点として、母子世帯は入居審査で不利になることがあります。離婚成立前で収入が安定しているうちに動くほうが、審査は通りやすい傾向があります。
選択肢⑤:実家へ戻る
家賃負担がないのは大きな利点です。ただし児童扶養手当には所得制限があり、同居する扶養義務者の所得も判定に影響することがあります。お住まいの市町村の窓口でご確認ください。
選択肢⑥:リースバック
家を売却して現金化しつつ、賃貸として住み続ける方法です。転校させずに済むという利点があります。一方で家賃が発生し、買戻しの条件は契約によって大きく異なります。契約前に必ず条件を書面で確認してください。
連帯保証人・連帯債務者から外れられますか
ご相談でもっとも多い質問です。結論からお伝えします。
「離婚したから」という理由だけで、連帯保証人・連帯債務者から外れることは原則としてできません。保証契約は金融機関との契約であり、夫婦間の取り決めでは効力が及ばないためです。離婚協議書に「妻は連帯保証人から外れる」と書いても、金融機関には対抗できません。
外れるための現実的な方法
- 住宅ローンを借り換える——夫が単独で新たなローンを組み直し、元のローンを完済する方法です。夫の収入と信用によります。
- 代わりの連帯保証人を立てる——金融機関の承諾が必要です。
- 家を売却してローンを完済する——もっとも確実な方法です。完済すれば保証債務も消えます。
3つ目がもっとも確実であるという事実は、私たちが不動産会社だから言っているのではありません。ローンが残る限り、関係は切れないからです。
財産分与でかかる税金|「もらう側」より「渡す側」に注意
ここは弁護士の記事でも省略されがちですが、金額が大きく動く論点です。
もらう側:原則として贈与税はかかりません
財産分与で受け取った財産には、原則として贈与税はかかりません。夫婦の共有財産を清算する行為だからです。ただし、分与された額が婚姻中の財産や事情から見て過大である場合や、贈与税・相続税を免れる目的での離婚と認められる場合には課税されることがあります。
渡す側:譲渡所得税がかかることがあります
不動産を財産分与として渡した場合、渡した側に譲渡所得税が課税されることがあります。「時価で譲渡した」とみなされるためです。値上がりした不動産を渡すと、お金を受け取っていないのに納税が発生する、ということが起こり得ます。
なお、ご自身が住んでいた家であれば居住用財産の3,000万円特別控除が使える場合がありますが、この特例は配偶者への譲渡には適用されません。離婚が成立した後に譲渡すれば適用の余地が出てきます。順番ひとつで税額が変わる論点ですので、必ず税務署または税理士にご確認ください。
離婚前にやってはいけない5つのこと
- 準備が整う前に「離婚したい」と切り出す——財産を隠される、証拠を消される原因になります。
- 共有財産を勝手に処分する・引き出す——後の交渉であなたが不利になります。
- 子どもを置いて家を出る——親権の判断で不利に働くことがあります。
- 口約束だけで離婚届を出す——養育費は口約束では回収できません。
- 家の価値を調べないまま条件を決める——アンダーローンかオーバーローンかで、公平な分け方は正反対になります。
合意書は「公正証書」にしてください
養育費や慰謝料の取り決めは、強制執行認諾文言つきの公正証書にしておくことを強くおすすめします。相手が支払いを止めたとき、裁判を起こさずに給与などの差押えの手続きへ進めます。ただの離婚協議書では、まず裁判が必要になります。
茨城県で離婚に伴い家を整理するときの進め方
調停になる場合の管轄
話し合いがまとまらない場合、離婚調停は原則として相手方の住所地を管轄する家庭裁判所に申し立てます。茨城県内にお住まいであれば、水戸家庭裁判所とその支部が管轄します。申立先は事前にご確認ください。
ひとり親家庭への支援
児童扶養手当、ひとり親家庭等医療費助成、就学援助など、市町村ごとに支援制度があります。手続きの窓口は市町村です。離婚届を出すときに、同じ庁舎内で相談できることが多いので、まとめて確認しておくと二度手間になりません。
家の売却は、離婚成立の前か後か
これは一概には言えません。売却して現金で分けるなら、離婚前に売却活動を始めて、成立と同時期に決済できるよう逆算するのが理想です。一方、税金の特例を考えると成立後のほうが有利になる場合もあります。ご事情によって最適な順番が変わりますので、査定と一緒にご相談ください。
ハウスドゥ4店舗ネットワークができること
- 査定は無料です。まず「アンダーローンかオーバーローンか」の数字をお出しします。
- ご主人に知られずにご相談いただけます。秘密は厳守します。
- 仲介と買取の両方の金額をご提示できます。期日が決まっている場合は買取で確実に現金化できます。
- 茨城県内4店舗(つくば・水戸・取手・守谷)でお近くの店舗にご相談いただけます。ハウスドゥは全国展開のフランチャイズネットワークで、イメージキャラクターに古田敦也氏を起用しています。
なお、法律上の判断(親権・慰謝料・調停手続き)は弁護士の領分です。当社は不動産と住宅ローンの部分でお力になります。
茨城県内4店舗のご案内(ハウスドゥ)
私たちハウスドゥは、茨城県内に4店舗を構え、地域に密着して不動産売却・買取をサポートしています。お近くの店舗、または対応エリアからお気軽にご相談ください。
- ハウスドゥ つくば研究学園都市店(つくば市エリア)
- ハウスドゥ 県庁水戸店(水戸市エリア)
- ハウスドゥ 取手戸頭店(取手市エリア)
- ハウスドゥ 守谷店(守谷市エリア)
離婚のやることリストは男女で異なる悩みがあります。男性向けのリストやマンション名義変更の費用もあわせてご確認ください。 【2026年】離婚 やることリスト 男が後悔しない全15手順 【2026年】離婚のマンション名義変更費用はいくら?相場と手続き
無料相談フォーム
この記事に関するご相談はこちらから。秘密厳守で対応いたします。




